千代田小・高橋君 4度目全国に…チャレンジキューブパズル
update 2009/11/30 12:43
函館千代田小学校(梶利明校長)6年生の高橋青玄君(12)が、このほど札幌で行われた本年度の道科学技術振興作品展(道発明工夫教育連盟主催)で特別賞の「道小学校長会会長賞」に輝いた。出展したのは、来年度の同小開校60周年を記念した木製の立体パズルとオブジェの「チャレンジキューブパズル」。小2からアイデア作品作りに毎年取り組む高橋君は今回が4度目の全国大会出場となる。小学校生活最後の挑戦に「入賞を狙いたい」と意気込んでいる。
作品は正方形ブロックを組み合わせたパズル。4面が「60」に形づくられ、それぞれ春夏秋冬をイメージして色付けした。発砲スチロールとフェルトなどで作った大型判とその縮小版となる木製の2種類を用意し、色や形を手掛かりに組み合わせて遊ぶ。
制作には夏休みの約2週間を掛けた。野球少年団の活動の合間などを縫って考え、「大きいけど軽くて丈夫。誰でも運べるように工夫した」と話す。第55回函館地方児童生徒発明くふう展で函館市教委教育長賞に輝き、全道大会に選出。今回の受賞について「時間がなかったのでだめかと心配だったけど入賞してうれしかった」と笑顔を見せる。
「アイデアはいきなりぱっと思い付く。作るのは楽しいし、入賞するとうれしい」という高橋君。将来は「発明や研究で名前を残したい」と話している。
提供 - 函館新聞社
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