五稜星点灯 きらびやか
update 2009/11/29 10:39
国の特別史跡・五稜郭の堀を電飾し、星形を浮かび上がらせる「五稜星の夢(ほしのゆめ)」(実行委主催)のイルミネーション点灯が28日、始まった。来年2月28日まで3カ月にわたり、冬の函館の夜をきらびやかに彩り、市民や観光客の目を楽しませる。
同イベントは1989年から市民ボランティアでつくる実行委が毎年実施。堀の周囲約1.8キロに約2千個の電球を張り巡らせた。
この日は、午後5時に電球がともされると同時に花火も打ち上げられ、幻想的な光の競演に五稜郭タワーの展望台の来場者から歓声が上がった。この後、同展望台では函館観光大使で「五稜の夢」を歌う歌手、平田まりさんのミニライブも行われ、イベントを盛り上げた。
室蘭市から日帰りツアーで訪れたという鈴木征治さん(65)は「想像以上に素晴らしい光景に感動した。機会があればまた訪れたい」と話していた。3年前からボランティアとして電球の設置作業に携わっている函館市本通の山崎茂さん(76)は「大勢の観光客の皆さんがイルミネーションを楽しんでくれてとてもうれしい。これからも函館を盛り上げるために頑張っていきたい」と意欲を見せていた。
イルミネーションは来年2月28日まで、毎日午後5時から同10時まで点灯する。
提供 - 函館新聞社
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