新駅―函館駅 アクセス充実へ要望 検討部会 20分以内に短縮など
update 2009/11/28 12:52
北海道新幹線新函館開業対策推進機構(会長・森川基嗣函館商工会議所副会頭)と沿線自治体の函館、北斗両市、七飯町でつくる第1回「新函館(仮称)駅・現函館駅間の鉄道アクセスの充実」に関する検討部会が27日、北斗市の函館スパビーチホテル海王館で開かれた。JR北海道や鉄道運輸機構などへの提案を目指し、在来線を活用した新駅―現駅間のアクセス充実に向けた要望事項案などが示された。
道新幹線開業時の経済効果を最大限に発揮するためのアクションプラン(行動計画)の各施策を個別に協議する部会として初めて設置され、関係者13人が出席した。
部会では現状課題を整理し、@現駅までの各駅停車所要時間を20分以内に短縮するための車両開発・軌道整備A対面乗り換えホーム整備の早期明確化と繁忙時に4両編成にも対応できる函館方面在来線ホームの実現―など6点の要望事項案を確認。来年上期に想定される軌道、駅舎など設備の工事の認可申請時期をめどに、関係機関に対して要望活動するための作業工程の案も示された。
これらの案を各自治体が内部検討し、結果を来年1月に開催予定の次回会合で報告。要望事項の合意に向けて協議を進め、来年3月以降の要望活動開始を計画している。
提供 - 函館新聞社
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