縄文文化交流センター着工

update 2009/11/25 10:09

 国宝「中空土偶」などを展示する「函館市縄文文化交流センター」の鎮魂式が24日、建設地の函館市臼尻町で開かれた。関係者ら約30人が出席し、着工に当たり工事の安全などを祈願した。

 同センターは函館市が、総事業費(土地や設計含む)約6億7700万円で建設する。鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積は約1100平方メートル。建設地は国道278号のバイパスとして整備中の尾札部道路沿い。

 鎮魂祭は南茅部地域の縄文文化や魅力などを伝える「函館市南かやべ縄文文化創生の会」が主催した。祈とうに続き、同会の加藤詔三会長と、建設する小泉建設・明匠建工・茂泉建設・平谷建設共同企業体を代表して小泉建設の中嶋敏社長がくわ入れ。南茅部産のマコンブを献上し、工事の無事を祈った。

 縄文時代をイメージした手作りの“縄文服”に身を包んだ加藤会長は、「センターは縄文資料の収集や調査、研究の成果を発信する拠点として大きな教育作用を産むだろう。交流人口の増大や地域振興につなげたい」とあいさつ。函館市南茅部支所の梅田誠治支所長のかけ声で参加者一同が乾杯した。

提供 - 函館新聞社




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