自殺相談窓口をポスターに、公共施設などに掲示
update 2009/11/24 13:44
函館市自殺予防対策連絡会議は、自殺対策関連の相談窓口一覧をまとめたポスターを作製した。市立函館保健所や函館市、警察、児童相談所、ウィメンズネット函館、法テラス函館など、33カ所の電話番号や受付時間を紹介する。今月下旬から市内の公共施設などに張り出し、同じ内容のちらしも配布する。さらに12月5日には、自殺の現状について理解を深める自殺予防講演会を初開催する。
同連絡会議は自殺の増加に歯止めをかける目的で活動し、約20団体で構成する。自殺に対する相談・支援体制の充実や、要因となるうつ病の早期発見・治療、自殺や精神疾患に対する偏見をなくす普及活動、自殺予防に有用な情報提供などを行う。
ポスターは、連絡先一覧を記載したデザインを300枚、自殺予防啓発のデザインは200枚を作製。どちらもA2判の大きさで、公共施設や学校、医療機関、関係施設などで掲示する。窓口一覧のちらしは、ポスターを掲示する施設の窓口などで配布する。
自殺予防講演会は12月5日午後1時半から、函館市若松町のロワジールホテル函館で開催する。国立精神・神経センターの自殺予防総合対策センター長の竹島正さんが「自殺予防―今、私(わたし)たちにできること」と題して講演。なぜ自殺対策が必要か現状を踏まえて説明し、対策について紹介する。 同保健所の保健予防課は「函館でも毎年約80人が自殺で亡くなっている。いつ当事者になるかもしれないこの現状について一緒に考えたい」と来場を呼び掛ける。講演会は入場無料で、希望者は直接会場へ。問い合わせは同保健所保健予防課TEL0138-32-1534。同課TEL0138-32-1534。
提供 - 函館新聞社
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