人勧受け函館市 月給0.2%引き下げ
update 2009/11/21 15:21
函館市は20日、市職員の給料を月額平均0・2%引き下げ、冬の賞与(ボーナス)も0・15カ月分をカットする方針を発表した。すでに市労働組合連合会(市労連)と合意しており、27日に開かれる市議会臨時会に関係条例の改正案を提案し、可決されれば12月から実施する。
8月の人事院勧告に準じる措置。民間との差に伴い、行政職など市職員約2400人(公営企業を除く)のうち約2200人を対象に月額給与を平均で0・2%減額する。ただし若年層は引き下げない。人勧に基づく給与改定は2005年以来となる。
また特別職と職員の賞与を年額0・35カ月分削減。夏の賞与はすでに0・2カ月分が凍結されており、12月に支給される冬の賞与で0・15カ月分をカット。今回の改正でボーナスは年間4・15カ月分となり、市人事課によると、職員平均で年間約14万円のボーナスがカットされる。
臨時会ではこのほか、低所得者に対する新型インフルエンザワクチンの接種費用など1億2857万円を追加し、総額を1286億2932万円とする本年度一般会計補正予算案を提出する。
提供 - 函館新聞社
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