七飯 観光客100万人割れ…本年度上半期
update 2009/11/21 15:21
【七飯】七飯町はこのほど、本年度上半期の観光客数をまとめた。上半期(4―9月)の観光客数は前年度に比べ14%減の91万6000人にとどまり、統計を開始した1969年以降、初めて100万人の大台を割った。
内訳は道外客が約10万人減の60万人で、道内客も31万8000人と約5万人減った。このうち、日帰り客は約14万人減の87万5000人、宿泊客は8000人減の4万1000人にとどまった。月別ではすべての月で前年割れと苦戦。特に6月は前年比27%減と大幅に落ち込んだ。
町商工観光課は「景気低迷のあおりに加え、円高や新型インフルエンザの流行が響いたと思われる」と分析。
最近の町の年間観光客は2007年度まで200万人以上を維持していたが、08年度は183万2000人と200万人割れ。下半期もこのままのペースで推移すると3年連続の前年割れは必至だ。
同課は「新たな観光メニューの創出や近隣市町との広域観光構築などで現状を打開したい」としている。
提供 - 函館新聞社
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