カズノコ出荷作業ピーク
update 2009/11/20 14:42
年の瀬が近づき、函館市内の水産加工場ではカズノコの出荷作業がピークを迎えている。古川町11の山鼻水産(山鼻達郎社長)の加工場でも25人の従業員がカズノコの仕分け、箱詰め作業を休日返上で行っている。
同社では北洋産のニシンを6月に仕入れ、取り出した卵の血抜きや殺菌漂白などを行い、塩水につけ、黄金色に加工。今月末から関東、関西方面に出荷し、デパートやスーパーの店頭に並ぶ。
1日平均500キログラム、1000パックを生産。全てが年末商材として出荷される。同社では小売りも行っており、価格は500グラム2500円、1キロ4500円。輸入量の減少や燃油高で経営は厳しいが、山鼻社長は「企業努力で価格は据え置きにしている」と話す。
また、同社では糠にしんも販売。内臓を取り、家庭でも食べやすいように丁寧に糠を落として真空パックに詰める。口コミで評判を呼び、正月の贈答品としてまとめて1箱買い求める人もいるという。
提供 - 函館新聞社
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