北斗の共同作業所はあと 煮干し袋詰めピーク
update 2009/11/19 12:26
【北斗】北斗市飯生1のNPO法人はあと地域共同作業所(松永登志子理事長)は、上磯地区特産の煮干しを袋詰めにして販売している。作業所近くで水揚げされたカタクチイワシで、「最高の味!」とファンが多い。製品づくりは今が最盛期だ。
作業所(2005年4月開設)は、身体・知的・精神の障害を抱える市内近郊の利用者11人が、水産加工品や手工芸などの製品を作り、販売する。各種イベントで販売会が開かれ、益金で賃金と活動資金を賄う。
煮干しの仕入れは、地元漁業者が協力。一生懸命働き、特産のPRにも熱を入れる利用者の姿に共感し、「いい仕事ぶりだ。これからも頑張れよ」と励まされるという。
計量、袋詰め、袋閉じと、各自ができる作業を分担。鹿部町の佐藤翔太さん(19)は「実家が漁業なので、この商品づくりを通して、浜の活気を盛り上げたい」、北斗市の松永健太さん(24)は「煮干しは体にもいい。毎日の仕事が楽しい」と笑顔を見せ、松永理事長は「袋づくりから、一人一人が支えあって商品を仕上げている。この思いやりも一つの調味料ですね」と話す。
煮干し1袋75グラム250円。北斗産のヒジキや早煮コンブ、イカの珍味、切り干し大根なども取り扱っている。原則、作業所で販売だが、宅配などは相談を。
問い合わせは作業所TEL0138・73・7675。月―金曜午前9時半―午後4時半。
提供 - 函館新聞社
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