男子グラチャンバレー 函大有斗高出身の古田が初戦出場
update 2009/11/19 12:25
【大阪】バレーボールのワールドグランドチャンピオンズカップ(グラチャン)男子大会が18日、大阪市中央体育館で開幕。日本代表出場候補14人に函大有斗高バレーボール部出身の古田史郎(21)=法政大4年=が選ばれた。道南出身の選手では初めての快挙。試合でベンチ入りできるのは12人で毎回メンバーが決められる。
世界ランキング7位の欧州王者・ポーランドが初戦の相手。古田は第1、2、4セットにピンチサーバーとして出場し、計5本を放った。日本はフルセットの末に欧州王者を撃破し、好スタートを切った。
同高時代に全日本高校選抜に選出され、“超高校級”のジャンプ力を生かしたスパイクを武器に名をはせた。同大1年時には全日本ジュニア代表としてアジア選手権準優勝に貢献。2年前にモロッコで行われた世界ジュニア男子U―21選手権大会、ことし6月には世界各国で行われたFIVBワールドリーグの日本代表メンバー22人にも名を連ねた。身長は188センチで、スパイクの最高到達点350センチの国内屈指のアタッカーだ。第2戦以降も“道南の大砲”が世界の大舞台で羽ばたく。
同高バレーボール部元監督の山田伸二コーチは目を細めながらテレビで観戦。「サーブを打つときはどきどきしながら見ていた。2本はミスしたが、まだ大会が続くので一つ一つ前進しながら経験を積んでほしい」と喜んでいた。
提供 - 函館新聞社
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