北大大学院水産科学研究院とむつ研究所が協定
update 2009/11/18 12:56
北大大学院水産科学研究院(原彰彦院長)と独立行政法人海洋研究開発機構むつ研究所(渡辺修一所長、青森)は17日、研究や人材交流などの分野で連携・協力を行う協定を締結した。同日、函館市港町3の同院で調印式が行われた。
双方の持つ海洋科学技術や学術研究の発展が目的。特に北大側は、函館市が産学官連携で進める「函館国際水産・海洋都市構想」を意識した海洋・水産研究の拠点づくり推進なども狙いとしている。同院が協定を交わすのは3件目。
この日、原院長は「個々の共同研究を組織的に取り組むことで互いにメリットが生まれる」と話し、渡辺所長は「津軽海峡の水産資源の状況などを一緒に調査し、一般に伝えたい。東北、北海道地区に多い水産海洋関連機関の連携を視野に入れた核になれば」と展望を語った。同院の斉藤誠一教授は「協定を機にさまざまな研究を発展させたい」と意気込んでいた。
25日からは同院の練習船うしお丸に両機関の研究員4人が乗船し、津軽海峡の流れや物理環境の観測調査を行う。
提供 - 函館新聞社
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