ゲームで学ぶ自然…セミナーで参加者交流

update 2009/11/16 13:10

 日本ネイチャーゲーム協会が主催する「地域ネイチャーゲームセミナー」が15日、函館市見晴町の見晴公園で行われた。参加者は晩秋の紅葉など楽しみながら、さまざまなゲームを通して交流を深めた。

 ネイチャーゲームとは、米国のナチュラリスト、ジョセフ・コーネル氏が考案した自然体験プログラム。多彩なゲームを通して自然の不思議や仕組みを学ぶことを目的としている。

 今回のセミナーには函館ネイチャーゲームの会(滝本貴会長)のメンバーと一般参加者合わせて18人が参加。最初に行った「わらしべウオーク」では、わらしべ長者の紙芝居を楽しんでから園内を散策。落ちている葉や草などを拾い、それよりも価値があると思った物に交換を繰り返していく内容。最後には2メートル近い枝を抱える人から、真っ赤な紅葉を手の中に収める人までさまざま。インストラクターの長尾洋子さんは「人それぞれの価値観の違いを感じとってほしい」と説明した。

 2回目の参加となる函館少年刑務所に勤務する石山敬太さん(30)は「毎回新鮮なアイデアにあふれたゲームを体験することができて楽しい。職場でレクリエーションを企画する時などの参考にしたい」と話していた。

提供 - 函館新聞社




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