神山地域に児童館建設へ…移動市長室

update 2009/11/14 13:25

 函館市の西尾正範市長は13日、函館市内で唯一の児童館空白地域となっている神山地域に、2011年度に児童館を建設し、12年度に供用開始する計画があることを明らかにした。函館神山小学校の近接地に設置を予定。市内で児童館機能を持つ施設は27施設目となる。

 同日、亀田福祉センターで開催した本年度の「第4回移動市長室」で、地域住民の質問に答えて明らかにした。約50人の市民が参加。市側は市長をはじめ谷沢広副市長、工藤寿樹副市長、多賀谷智教育長らが出席した。

 同地区の児童館はかねてから地域住民が設置を要望しており、ようやくかなえられる形になった。市は今後の人口推移の見込みなどから、「相当数の利用が見込まれる」としている。

 このほかの出席者は、石川稜北地区を市街化区域に編入する手続きを進めていることに関連して、小学校を設置する方針があるかを質問。多賀谷教育長は「本当に必要な場合は建てるが、他校との関係で考えていく」とした。また「市の事業仕分け作業に町会連合会もかかわらせてほしい」とする要望に対しては、西尾市長が「検討の結果入ることになるかもしれない」と答えた。

提供 - 函館新聞社




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