初V目指して頑張れ…七飯でJ1・川崎の応援ムード高まる

update 2009/11/14 13:24

 【七飯】大沼で毎年合宿をしているサッカーJ1リーグの川崎フロンターレがリーグ戦の優勝争いをしている中、町内では応援ムードが高まっている。町や大沼観光協会の関係者はリーグ戦の行方を注視しており、優勝を想定し、祝福の準備を進めている。

 川崎フロンターレは2005年から毎年、リーグ戦の中断時期となる夏場、東大沼多目的グラウンド(トルナーレ)で強化合宿をしている。チームが合宿入りした際には町も歓迎セレモニーをして迎え、選手たちも地元の小中学生を対象としたサッカー教室を企画するなどして交流を深めている。

 合宿初年度の2005年には、リーグ戦前半下位に低迷したチームが大沼合宿後、快進撃で上位にも食い込んだ。翌年以降、リーグ戦上位で活躍し、昨年は過去最高の2位になった。今年は11月13日現在、首位に立っており、今月上旬行われたナビスコカップでも準優勝を果たした。

 2位のチームとは勝ち点1差。最終戦の12月5日まで残り3試合でこのまま勝ち進めば初優勝も見えてくる。

 町民もチームの優勝争いに注目。中宮安一町長は「大沼で合宿をしているチームなので勝敗は気になる。優勝した場合、垂れ幕を掲げるなど祝いごとを前向きに検討したい」と述べた。

 大沼観光協会の堀元会長は「ここまで来たら優勝してもらいたい。役場と歩調を合わせて何かしたい」と話す。

 ただ、チームは先のナビスコカップで準優勝した際、一部の選手が表彰式で悪態をつき、処分を受け、応援ムードに水を差す出来事もあった。

 町内の30代の男性は「町に毎年来ているチームなだけに残念。プレーで信用を回復してほしい」と複雑な気持ちで話していた。

提供 - 函館新聞社




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