ロシア極東大附属芸術団が来月8日に無料公演…道内の市民向けは初

update 2009/11/12 12:39

 ロシア・ウラジオストクにあるロシア国立極東総合大の附属芸術団が、来月8日に函館市民会館(湯川町1)で公演を開くことが、11日までに決まった。道内での一般市民向けの公演は初めてで、同大函館校は「多くの市民に来てもらい、ステージを盛り上げてほしい」と呼びかけている。

 函館公演は、ウラジオ本校の開学110周年、函館校開設15周年と函館日ロ親善協会(倉崎六利会長)の設立20周年を記念して開かれる。過去には04年の函館校開設10周年の記念祝賀会に登場した経緯があるが、市民向け公演は初となる。

 附属芸術団は同校に通う学生で構成され、バレエや民族舞踊、歌唱などの公演を国内外で開いている。函館校によると、芸術団には専門の指導者やエンジニアが付いて特別な訓練を受けているといい、「日本の学校の部活動よりも、より本格的に取り組んでいる」と話す。

 今回はメンバー約45人が中国、韓国での公演後に来函する予定で、民族舞踊や合唱など、多彩なステージを披露する。公演は市民への感謝を込めて無料で行い、函館校は「ロシア音楽や文学に親しみを持つ高齢者はもちろん、小中学生など若い人たちにも見てもらえれば」とPRしている。

 8日は午後6時半開演。事前申し込みは不要で、当日の入場は先着順。問い合わせは極東大函館校事務局TEL0138・26・6523。

提供 - 函館新聞社




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