香雪園方面から市街地への「抜け道」、12日から舗装工事を開始

update 2009/11/11 15:45

 函館市は、日吉町1と滝沢町を結ぶ市道湯川2―13号線(195メートル)の舗装化工事に着手する。この道路は見晴公園(香雪園)方面と市街地との“抜け道”として交通量が多いが、砂利道のため整備要望が強く、舗装化で榎本、滝沢、高丘、上野、見晴町など周辺住民の利便性と安全性確保を図る。工事に伴い、12日午前9時半から来年3月末まで車両通行止めとなることから、市は理解を呼びかけている。

 湯川2―13号線は函館ラ・サール高校グラウンド裏と市道見晴公園通を結ぶ道路。道道函館上磯線(産業道路)と道道函館南茅部線の間の近道として利用が多く、市が2003年に行った交通量調査では、平日1日あたり8000台が通行している。

 しかし、がけに沿って通じている坂道で、歩行者・自転車用の仮歩道を設けるほど道幅も狭いため、「以前から整備要望は強かった」(市土木部)ことから舗装化に踏み切る。

 総事業費は1億500万円。12日から来年3月31日まで全面車両通行止めとなるが、歩行者と自転車は仮設歩道による通行が可能。市は同道路の周辺地域に規制予告看板などを設置して周知している。

 同道路の周辺では都市計画道路「文教通」(日吉町―戸倉町、延長2・4キロ)のうち、日吉中央通から見晴公園通の約420メートル区間は事業認可が下りており、市は2013年の完成をめどに用地買収を進めている。

 同部は「文教通開通まであと数年を要する中で、現状は湯川2―13号線に負荷がかかり過ぎている。舗装化で人と車の安全を確保したい」と話している。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです