来月開催「イルミナシオン映画祭」、新旧の邦画23作品上映
update 2009/11/7 13:12
12月4―6日に開催される「第15回函館港イルミナシオン映画祭2009」(実行委主催)の上映作品とスケジュールが決まった。今年は函館で初めてロケされた「若い人」(1937年、豊田四郎監督)や昨年末に函館で撮影された「つむじ風食堂の夜」(09年、篠原哲雄監督)など新旧の邦画23作品を上映するほか、2つのシンポジウムを計画。邦画界で活躍する女優や監督ら24人もゲストに招く予定だ。
函館山山頂のクレモナホール、金森ホール、市地域交流まちづくりセンターの3会場。初日の「つむじ風―」は八嶋智人さんが主演を務め、篠原監督がオール函館ロケで同名人気小説を映画化したノスタルジックファンタジー。同日の「若い人」は、遺愛高校を舞台に書かれた石坂洋次郎の同名小説が原作だ。
2日目は「第30回PFFアワード」でグランプリに輝いた「無防備」(08年)など10作品、最終日は吉永小百合さん主演の青春ドラマ「キューポラのある街」(62年)、シナリオ大賞受賞作品の映画化「おと・な・り」(09年)など11作品を上映する。
5日のシンポジウムは「中央から離れた豊かさ」と題し、函館の「海炭市叙景」映画製作実行委、九州の湯布院映画祭実行委関係者らが地方での映画作りについて語り合う。
米田哲平実行委員長は「めったに見ることのできない『若い人』などいろいろなプログラムを用意したので多くの市民に来てほしい」とPRする。
6日にパンフレットが完成し、市内各所に配布する。入場料は全会場共通の3日間通し券が大人5000円、学生3000円(前売りのみ)。1回券、1日券などもある。チケットは松柏堂プレイガイドなどで取り扱っている。
問い合わせは事務局TEL0138・22・1037。
提供 - 函館新聞社
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