秋の彩り ふっくりんこ弁当…大妻高が創作7、8日販売

update 2009/11/6 13:46

 函館大妻高校(池田延己校長、生徒461人)食物健康科の生徒が創作した道南産米「ふっくりんこ」を使った特製弁当「大妻日和」が7、8の両日、函館市昭和1のホクレンショップ函館昭和店で限定販売される。地元食材をふんだんに盛り込み、高校生の発想で考案した旬の味覚を地域の消費者に届ける。

 同校と新函館農協、ホクレン函館支所、ホクレンショップ函館昭和店の4者連携による初めての食育推進事業。地元産の農産物の魅力を伝えようと、昨年からふっくりんこの田植えや収穫実習を行っている食物健康科の2年生39人がレシピづくりや調理、販売を体験する。

 メニューは10月から生徒らが試作を重ね、約40種類の品目から計11種類を厳選。コメは今秋収穫したばかりのふっくりんこの新米を同支所が提供し、秋らしいクリの炊き込みご飯に仕上げた。おかずには森産のカボチャを使ったコロッケや、北斗産のシイタケのツナマヨ詰めなど、彩り豊かな生徒のアイデア料理が並ぶ。

 製作した川村歩さん(17)は「先生のだめ出しを受けながら試行錯誤の連続だった。カボチャのコロッケにひき肉を混ぜたのがポイント」と語り、宮脇亜璃沙さん(17)は「全体の彩りとバランスに気を配った。地元の旬のおいしさを多くの人に味わってもらいたい」と出来栄えに自信をにじませた。

 店頭では生徒12人が販売も手掛ける。各日とも午前10時から限定50食で、売り切れ次第終了。一個500円。問い合わせは新函館農協米穀課TEL0138-84-8737。

提供 - 函館新聞社




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