函館市、国保の資格証明書世帯 短期証を交付

update 2009/11/3 13:32

 函館市は、国民健康保険の被保険者のうち、医療費を全額支払う「資格証明書」が交付されている全542世帯(739人)に対し、11月から2010年1月まで3カ月間使用できる「短期被保険者証」を発行した。新型インフルエンザの流行を受け、感染した市民が受診控えをしないよう環境を整えることで感染拡大の防止などに努める目的がある。

 資格証や短期証は、保険料を滞納している世帯などに交付される。市によると、国は各自治体に対し、新型インフルに感染した資格証患者が申し出た場合は医療費の自己負担が少ない短期証の発行を求めておりこれに従った。道内の自治体でも小樽や苫小牧などが10―12月の、旭川が11月―10年1月の短期証を発行している。函館も最も流行が懸念される期間に設定した。

 市の国保の被保険者は4万9057世帯(7万9720人=9月末現在)。短期証は10月26日に発行し、各世帯に郵送した。市国保年金課は「感染症の流行を受けてこのような対応をするのは始めて。対象世帯の安心にもつながるのでは」と話す。

提供 - 函館新聞社




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