高専ロボコン道大会 函館V全国へ 「タコ+イカ」合体 動き工夫
update 2009/11/3 13:31
「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)2009」の道地区大会(高専連合会など主催)が1日、函館市戸倉町の函館高専で行われた。函館高専Aチームが見事優勝し、地区代表に選ばれた。
今年で22回目。競技は2台の歩行ロボットがダンスパフォーマンスを繰り広げ、3分間の制限時間内に行った課題数や演技の難易度を競う。道大会には函館、苫小牧、釧路、旭川の高専各2チームの計8チームが出場し、トーナメント方式で対戦した。会場には市民や道内の関係者ら約310人が集まった。
優勝した函館高専Aチームは、土台のレール上を本体が左右に動き、重心移動で歩行するタコ型の手動ロボットと、イカ型の自動ロボットの組み合わせ。学生らが工夫を凝らしたロボットの個性的な動きに観客の注目が集まり、試合の度に歓声が沸いた。道地区代表推薦枠には旭川高専Bチームが決まった。
家族で訪れた函館中央小5年の藤井一彌君(11)は「函館チームを応援している。ロボットが移動するのが面白い」と喜んでいた。
全国大会は22日に東京で開催。放送はNHK総合テレビで15日午後1時35分と12月28日同10時からの予定。
優勝、推薦以外の結果は次の通り。
▽準優勝=苫小牧A▽アイデア賞=旭川A▽技術賞=同B▽デザイン賞=釧路A▽ベストカップル賞=函館B▽特別賞=旭川B、函館B、釧路A、同B、苫小牧B
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。