道南の食 売り込め 商談会で全国のバイヤーにPR
update 2009/10/28 12:00
道南産の食品などを広くPRするため、全国有数の百貨店や商社のバイヤーを招いた「渡島ブランドフェア商談会」が27日、渡島支庁で開かれた。道南ブランドの食品や特産品の潜在力を磨き上げ、さらなる販路拡大につなげようと、渡島・檜山管内の食品関連メーカーなど40社が自慢の商品を売り込んだ。
島支庁と北海道銀行の主催で、道南では初開催。東武百貨店(東京)や阪急百貨店(大阪)、伊藤忠商事北海道支社(札幌)など全国13社から目利きのバイヤー約20人を招いた。バイヤーは製品を試食しながら製法や生産量などを聴き、価格や販路などをアドバイスした。
会場にはバイヤー側のブースが並び、各メーカーが自社の商品を持ち寄って味や原材料などこだわりの品質をアピール。バイヤーからは「価格設定の前にターゲットを確立して」「食べ方が一目で分かるパッケージに工夫を」などと具体的に助言し、物産展への出品や見積もりを依頼するケースも見られた。
阪急百貨店の薬師寺雅文さんは「道南食材の素材の良さや商品づくりはピカイチ。あとは顧客ニーズに合わせた売り方やパッケージに工夫が必要」と指摘。ホッケのすり身を出品した滝川鮮魚店(松前町)の長谷川さおりさんは「高い評価を得られて自信がついた。商品にもう一手間かけたり、使い切りの内容量にしたりと、貴重なアドバイスも聞けた」と手応えを感じていた。
提供 - 函館新聞社
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