「カボチャの菓子 開発・販売へ」森・佐藤町長が就任1周年町政報告会
update 2009/10/24 22:09
【森】就任1年を迎えた森町の佐藤克男町長(59)の町政報告会(後援会主催)が23日夜、町公民館で開かれた。佐藤町長は町財政の収入増を図るため、町として収益事業を推進する考えを示し、町の特産、カボチャをスライスして乾燥させた菓子「カボチャチップス」を開発し、近く販売することを明らかにした。
佐藤町長は、前町長の辞職に伴う町長選挙で昨年10月19日に初当選した。
報告会では厳しい町財政の立て直しを図るため、役場の管理職、一般職員の給与をそれぞれ3年間、15%、10%カットしたことに触れ、「職員につらい思いをさせている。財政を早期に立て直し、元の給与体系にしたい。職員の給与を上げる時は町民の方々にも承認してほしい」と述べた。
公約として掲げた「しがらみのないまちづくり」に向けて、経済界や選挙時の対立候補となった陣営との良好な関係作りを進めてきたことや、役場職員の意識を改めるため、朝の朝礼の励行や管理職研修を行ったことなど、これまでの取り組みを報告。
喫緊の課題として財政問題を挙げ、今後、1、2年かけて国保病院事業の経営健全化を図るほか、税、給食費など滞納金の徴収強化を図る方針。「正直者がバカを見る政治はしない」と、支払い能力のある滞納者に厳しく対応する考えを示した。
そして「町の営業マンとして先頭に立ち、町民と一緒になって誇りの持てる町を作っていきたい」と決意を新たにした。
提供 - 函館新聞社
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