本町地下道入り口に命名…五稜郭商店街振興組合 小学生から募集

update 2009/10/23 10:42

 函館市内の五稜郭商店街振興組合(小島正彦理事長)は本町交差点の地下道入り口の名称を近隣小学校から募り、22日に同組合や道路管理者の道などで構成する選考委員会で決定した。入り口6カ所それぞれに子供たちが考えた夢ある名前が付けられ、小島理事長は「地下道の活気を取り戻すきっかけにしたい」と話している。

 決定した名称は「ペリーさんの通り道」(旧グルメシティ五稜郭店前)、「ふれあいゲート」(丸井今井函館店前)、「スマイルパークゲート」(カメラのカナミ前)、「ゆめのにじゲート」(美容室クープアン前)、「にこにこゲート」(北海道銀行前)、「五稜郭ゲート」(北洋銀行前)。

 子供たちの発想で親しみやすい名前を付けてもらおうと9月25日から10月15日にかけ、函館柏野、千代ケ岱、千代田の3小学校に呼び掛け、126点の応募があった。小島理事長をはじめ、函館土木現業所、市、市教委、本町町会の代表者5人が選考委員となり、最終的に各校から2点ずつ選考。ほのぼのとした名前や五稜郭にゆかりのある名前が選ばれた。

 地下道は1969年に丸井今井と旧グルメシティを結ぶ通路として造られ、73年に拡張されて現在の形態となった。長年、中心商店街を訪れる市民に利用されてきたが、グルメシティの閉店後は人の往来が減っていた。命名を機に、大雨での冠水や事故に備え、場所を特定しやすくするほか、以前のように人が集まる地下道にし、防犯につなげる考え。年内にも地下道を管理する函館土現が入り口の上屋と地下道内の壁に、名前の入ったプレートを取り付ける。

提供 - 函館新聞社




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