函館夢弁当きょうから発売…開港150周年テーマに和洋2種類

update 2009/10/23 10:42

 道南を中心とする地域の食材をふんだんに盛り込んだ「2009年函館夢弁当」が23日から、函館市内・近郊のハセガワストア全14店舗で販売される。地産地消を目的に2001年から始まったハセガワストア、函館短大付設調理師専門学校、FMいるかの共同企画で、今年は函館開港150周年をテーマに和風、洋風の2種類を用意した。

 メニューは和風がハセガワストアグループの製造会社「ハセガワデリカ」の三橋信雄社長、洋風は同校の吉田徹教頭が中心となって考案した。ペリー提督が函館の水産資源に関心を持ったという史実から、和風メニューはサバの南部揚げ、ホタテシューマイなど北海道近海の魚介類が中心。ご飯は道産ブランド米の新品種「ゆめぴりか」を使用し、キノコご飯やサンマの竜田揚げのせなど4種類が味わえる。

 洋食メニューは白花豆と豚の塩漬けを煮込んだボストンベークドビーンズなどの肉料理、小エビのカクテルソースなどの魚介料理を取り入れたオードブル。ペリー提督の故郷であるアメリカ・ロードアイランド州とその近郊の代表的な郷土料理を基に構成した。

 和風は780円、洋風は980円。企画・広報を担当するFMいるかの斉藤正樹さんは「地元食材をあらためて味わってもらいたい。150年前に思いをはせ、食べてもらえれば」とPRしている。

 販売期間は11月1日まで。和風は店頭販売で予約も可能。洋風は1日50食限定の予約販売で、26日まで注文を受け付ける(引き渡しは30日―11月1日)。

提供 - 函館新聞社




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