函館・江差自動車道の北斗中央―富川IC、来月14日供用開始
update 2009/10/21 13:51
【北斗】函館開発建設部が建設を進める「函館・江差自動車道」の北斗中央インターチェンジ(IC、北斗市中野通、旧上磯IC)―北斗富川IC(同市柳沢)間4・6キロが、11月14日午後1時に供用を開始する。国道228号の混雑緩和や所要時間の短縮などの効果が期待される。
函館・江差自動車道は函館ICから北斗市、木古内、上ノ国町を経て江差町までを結ぶ総延長約70キロの自動車専用道路。今回の開通区間は舗装工事などをほぼ終え、照明や標識など電気設備を取り付ける仕上げに入っている。
片側1車線(暫定)で、最高速度は70キロ。函館IC―北斗富川IC間の所要時間は現行より5分程度短縮する。朝夕の国道の混雑分散のほか、救急搬送時の迅速性、安全性の向上、水産物を中心とした物流の効率化などが期待される。
同開建函館道路事務所は「富川ICは国道から迂回(うかい)感なく乗ることができる。渡島南西部から函館の市街地や七飯、札幌方面への利便性も高まるはず」としている。開通日は午前10時半から、北斗市総合文化センターで記念式典を行う。北斗富川ICから先は、茂辺地IC、木古内ICまで約21キロの事業化が既に決まっている。
提供 - 函館新聞社
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