マリーゴールド見ごろ

update 2009/10/20 12:02

 【七飯】七飯町の畑では、病害虫対策として栽培されているマリーゴールドが黄色やオレンジ色の花を咲かせ、見ごろを迎えている。

 同町では、ニンジンやダイコンなど根菜類に害を及ぼすセンチュウ類を防除するため、1990年ごろから、マリーゴールドの試験栽培が始まった。咲いた花ごと土にすきこむことでセンチュウを死滅させるほか、緑肥にもなる。

 防除効果が実証されたことで作付面積は次第に広がり、農薬に頼らない環境保全型の農業として定着。秋の風物詩として町の景観形成にも一役買っている。

 町農林水産課によると、今年は大中山や鳴川などの畑約50fに作付けされた。例年は10月中旬に入ると、すきこみが始まるが、7月の長雨の影響で種まきが遅れたため、開花も例年より遅め。まだまだ満開の花を楽しめそう。

提供 - 函館新聞社




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