市内で冬物商戦スタート
update 2009/10/18 13:23
日ごとに冬の足音が近づき、函館市内では早くも冬物商戦が熱気を増してきた。防寒衣料品が冬将軍到来を予感させる中、ストーブなどの電化製品も店頭に続々並び始め、これから本格化する真冬に備える。今月末にはスタッドレスタイヤや冬物雑貨品などが各地の店頭で多く取り扱われる予定だ。
函館市大川町の作業用品専門店「オオタ」(太田孝彦社長)では、例年通り1日から冬物を陳列した。建設業や農漁業者の耐寒作業着など大人向けが豊富にそろう一方、近年は幼児用の作業着も登場。「現場で働く親の姿がかっこいいのでは」(同社)と人気も上々で、さまざまな冬物商品の入荷が本格化している。
同店によると、首下に“モコモコ”の毛(ボア)がついた作業着が定番。太田社長は「経済、世相ともにだいぶ冷え込んでいるが、ポカポカの作業服で心も温めてもらえれば」と話している。
ヤマダ電機美原店ではFF式ストーブやホットカーペットの販売を始めている。灯油が高いため、電気を使ったファンヒーターが人気で、11月中旬がピークの見込み。
一方、ホーマック鍛治店ではフリース生地のはんてんの売れ行きが好調。イトーヨーカドー美原店は自社開発品の新商品パワーウォーム(肌着)の販売に力を入れており、冬物ウールやジャケットも並べる。
イエローハット函館新道店では、陳列商品の7割がスタッドレスタイヤと雪かき用ブラシ、解氷剤など冬物関連商品。これまでの週末には一日につきタイヤが40―60本売れる状況で、売り上げが伸び始めるのは10月後半以降を見込んでいる。
提供 - 函館新聞社
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