素人落語家 日ごろの成果披露…全国落語大学

update 2009/10/18 13:22

 全国の素人落語・講談愛好家が集う「全国落語大学」(実行委主催)が17日、函館市青年センターで開かれた。道内をはじめ、関東、関西から参加したさまざまな職種の素人落語家26人が観客100人を前に日ごろの活動成果を披露した。

 函館在住の落語家、東家夢助さんが全国各地で口演した際に出会った素人落語家たちが一堂に会する「落語会」。東家さんが「学長」で、素人落語家たちは「学生」、観客を「教授」と位置づけている。同大学は毎年この時期に2日間にわたって行われ、初日は19人が出演した。

 開幕を飾った江差町の道楽亭すげ蔵さんは「バールのようなもの」という演目で登壇。「宝石強盗の犯人が『バールのようなもの』でシャッターをこじ開けた」と報じるニュースを例に、「『○○のような』という表現は『バールそのものではない』という意味になる」と、隠居に教わった男が浮気を疑う妻にその解釈を持ち出す話を面白おかしく語った。

 初めて訪れたという大森町の上野隆則さん(61)は「皆さん上手だった。笑いは健康にいいのでまた聞きに来たい」と話していた。18日は午前9時半から同センターで開かれ、7人が出演する。入場料は500円。

提供 - 函館新聞社




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