笑福亭松枝さん 男女共同参画 笑いで説く…フォーラム
update 2009/10/18 13:22
本年度のはこだて男女共同参画フォーラム(同実行委主催)が17日、函館市若松町のロワジールホテルで開かれた。落語家の笑福亭松枝さん(58)が「男女共同で△(さんかく)じゃない○(まる)い世の中」と題し、笑いを交えて男女共同参画社会を説いた。
同フォーラムは性別による固定観念にとらわれず、「自分らしい生き方」を見つけてもらおうと1989年から行っている。今回は女性を中心に約270人が参加した。
講師の松枝さんは上方落語協会に在籍。近年は男女共同参画をはじめ、社会問題をテーマにした講演を全国各地で行っている。講演ではクイズや、さまざまなたとえ話を用いて男女共同参画の理念を説明し、「男らしく、女らしくという言葉にとらわれないようにしよう」などと呼び掛けた。
また、「酔っ払いの亭主に愚痴を言う妻」という夫婦像を通して、今後の家族のあり方や職場の男女関係を考える内容の落語も披露。集まった参加者は松枝さんの軽妙な語りで大いに笑いながら、男女共同参画社会について考えていた。
提供 - 函館新聞社
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