大沼にオオハクチョウ飛来

update 2009/10/15 18:03

 【七飯】大沼国定公園・大沼の宿野辺川河口付近で14日、オオハクチョウが飛来しているのが見つかった。周辺ではカエデなどの紅葉が始まり、黄色やオレンジ色に変わりつつある湖畔を舞ったり、羽を休めたりしていた。

 自然公園財団大沼支部によると、紅葉はブナやナラも色づき始め、ヤマモミジは真っ盛りの場所もあるという。急に低温となったため、葉の先が茶色になってしまったものもあるが、ほとんどがきれいに染まっている。

 オオハクチョウはこの日の早朝、ヘラブナ釣りをしていた男性が発見。同支部は「今年初めての確認だと思う。大沼で越冬する集団の一部ではなく、本州へ渡る群れからはぐれた可能性が大きい」と話している。

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