魚長が従業員約200人削減
update 2009/10/15 18:01
食品スーパーの魚長(函館市西桔梗町、柳沢一弥社長)は6月から8月までに希望退職や解雇で従業員約200人を削減した。人件費圧縮による経営改善策に取り組み、今後は人員削減をせずに現行の22店舗を維持しながら黒字回復を目指す。
同社は創業以来最高の売上高となった2007年2月期の約210億円をピークに、個人消費の低迷、他店との競争激化で、売上高は09年2月期に約190億円へ落ち込み、約2億円の赤字となった。このため、不採算店舗の閉鎖や休業、人員削減に着手。8月で営業休止となった新川、豊川店の約50人を含むパート、アルバイト約150人を解雇、併せて希望退職を募り、正社員43人が退職することになった。
現在の従業員数はパート、アルバイトを含めて約1000人。このうち正社員約220人の基本給の15%カットを実施する。これらの対策で前年比で年間約3億円の経費削減を見込み、同社は「2010年2月期は黒字転換できる見通し」としている。
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