新型インフル 秋の学校行事にも影響
update 2009/10/10 12:38
新型インフルエンザの影響で、函館市内の学校や高等教育機関の関連イベントが順延や中止を余儀なくされている。学芸会・学校祭シーズンまっただ中の小、中学校で延期が相次いでいるほか、9日に予定されていたはこだてカルチャーナイトが中止となり、参加に向けて練習に励んでいた函館深堀中合唱部関係者を落胆させた。
学級閉鎖が続いた函館青柳小(加藤潔校長)では、9日に予定していた学芸会を1週間延期することに。急きょ全保護者に開催日の変更を通知し、近隣の児童館には拡大防止に向けた協力を要請した。
宇佐美雅司教頭は「全児童が集まれないので児童会認証式を放送に切り替えるなどしている。学校行事が狂うので対応が大変」と話す。
函館駒場小(伊勢昭校長)では、感染防止を理由に3日の予定を日曜参観のある12月6日に変更。学校祭で全校生徒がミュージカル「キャッツ」を披露する函館光成中(小橋誠太郎校長)もキャスト役の3分の1が感染し、3、4日の開催を17日に延ばした。
函館深堀中(大西正光校長)は9日に市役所で予定された音楽コンサートに合唱部が出演するはずだった。同部は9月の全日本合唱コンクール道支部大会もインフルエンザで全員参加がかなわないのを理由に出場を辞退しており、大西校長は「ただ残念としか言いようがない」と肩を落とす。
このほか、函館工業高等専門学校が運営を担当する「全道高専ロボットコンテスト2009」も11日から11月1日に順延となり、整理券を配布した市民への電話連絡などの対応を行った。
提供 - 函館新聞社
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