上磯高校がコース制導入
update 2009/10/9 13:53
【北斗】上磯高校(新井英志校長)は来年度から、2年生と3年生を対象に、進路選択に応じて専門的な教育指導を行うコース制を導入する。進学に対応してほしいという地域や保護者の要請に応えての導入で、同校の新井校長は「早期の段階で生徒の進路意識を高め、さらに進路希望に応じた授業で学力向上を図りたい」と話している。
コースは2年生が簿記を必修とし、総合的な進路選択をしてもらう「総合」と、大学や専門学校の進学を目指す「進学」の2コース。3年生はこの2コースに、就職に備え資格取得などを進める「ビジネス」が加わる。
進学コースは従来のカリキュラムと比べ、英語や数学、国語などの教科単位が増加。これまで必修科目だった簿記の選択がなくなる。総合コースは簿記の必修は残るが、英語や数学の単位は減少。ビジネスコースは文書処理演習や家庭看護・福祉など資格所得に備えたカリキュラムが加わる。
両コースとも定員を設けず、生徒の希望に応じて振り分ける。クラス編成については今後さらに検討していく。2011年度をめどに内容の見直し、改善を図る予定で、新井校長は「まずは生徒が将来の夢や希望に向って努力する姿勢を育み、実際に動いていく中で理想的な形を構築していきたい」と話している。
22日に中学生や保護者対象の説明会を開く。
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