秋の全国交通安全運動スタート
update 2010/9/22 12:58
秋の全国交通安全運動(21―30日)が一斉にスタートした。初日は函館中央、西両署が団結式などを実施した。期間中は高齢者の交通事故防止や飲酒運転の根絶など4つの基本重点を柱に、早めのライト点灯などの徹底を市民らに呼び掛けていく。
函館西署駐車場では午前10時から、函館西地区安全運転管理者協会(百合宣博会長)など約30の関係機関、団体から約200人が集まり、「函館西部地区総決起集会・特殊車両パレード」を行った。
岡豊彦署長が「秋の行楽シーズンを迎え、日没も早まるので交通事故の危険が多くなる。地域が一体となって活動に取り組んでいきましょう」とあいさつ。続いて龍谷幼稚園の園児34人が「交通ルールを守ります」と力強く安全宣言した。参加者は白バイを先頭にバスやさまざまな作業車などに乗り込み総勢35台で西部地区約8キロをパレードし、国道5号線では旗の波をはためかせた。
一方、函館中央署は午後から、函館市駒場町12の函館競馬場パドックで「結団式」を実施した。23の関係団体から約250人が参加した。
主催者を代表し、函館中央地区交通安全協会連合会の山那順一会長が「最終日(30日)は全国的に事故死ゼロを目指して取り組んでいる。力を合わせて活動をすすめていきましょう」とあいさつした。パドック内では、函大付属有斗高校マーチングバンドがドリル演奏をし、参加者を魅了していた。同署員などがモデルとなって夜光反射材の効果を実演する紹介コーナーなどもあり、参加者は楽しく交通安全を学び、交通事故抑止に向けて気持ちを新たにしていた。
提供 - 函館新聞社
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