並行在来線の意見書採択
update 2010/9/22 12:58
【北斗】第3回定例市議会は21日、本会議を採択し、2009年度の一般会計決算など各会計決算9件を原案通り認定、市乳幼児および児童医療費の助成に関する条例改正案など議案7件を原案通り可決した。意見書は並行在来線に対する国への財政支援要請に関する意見書案など17件中13件を可決し、閉会した。
並行在来線の意見書は、北海道新幹線開業に伴い15年度末でJR北海道から経営分離される江差線(五稜郭|木古内間37・8キロ)の維持について、運営に必要な財政支援措置を求める内容。道南地域並行在来線対策協議会において分離後の事業形態を決める11年度末までに、一定の指針が示されるよう要請している。
市や市議会は沿線自治体2市町にも歩調をともにするよう求めて活動していた。これまでに木古内町と同町議会は賛同し、同趣旨の意見書案を可決したが、函館市と同市議会は道南地域並行在来線対策協議会で議論中であることを理由に意見書の採択を見送っている。
このほか、文教厚生常任委員会に付託されていた子宮頸(けい)がんおよび細菌性髄膜炎ワクチン接種の公費助成を求める請願は、「市独自の助成実施は難しい」としながら、国の検討推移を見守るなどとして採択。同趣旨の国に対する公費助成を求める意見書案も可決された。
本年度の一般会計補正予算案は清川27号線の改良舗装工事費1766万円などに充てるため、歳入、歳出にそれぞれ2245万円を追加し、総額206億793万円とした。
提供 - 函館新聞社
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