「旧相馬家住宅」を伝統的建造物に、都市景観審が答申へ
update 2009/10/9 13:51
函館市都市景観審議会(委員15人、会長=韮沢憲吉函館高専教授)は本年度の第3回会合を8日、函館市役所で開いた。同市元町、末広町の伝統的建造物群保存地区にある「旧相馬家住宅」を伝統的建造物として認め、近く市教委に答申することを決めた。
旧相馬家住宅は元町33に所在し、1988年にいったん伝統的建造物として認められたが、90年3月に所有者側が自ら修理保全を行うことを理由に同建造物から削除された。今回所有者から同意が得られたため、同建造物として再度認めることにした。
今回指定されたのは木造2階建て(1部平屋建て)の住宅部分や土蔵、門、坂塀など。
続いて継続審議となっている、市都市景観条例に基づく指定建造物の保存のあり方について議論。保存するべき範囲や、建物を維持し続けるための方策などについて意見を出し合った。より細部まで議論を深めるため、委員6人による専門部会を設置することも決めた。
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