世界の料理が函館に集結 世界料理学会in函館が開幕
update 2010/9/14 14:47
国内外の一流シェフや料理関係者が函館に集い、料理・哲学論などを深めあう「第2回世界料理学会in函館」が13日、函館市末広町4の五島軒本店で開幕した。講演ではシェフによる料理観や食材の分析から、医療関係者から見た食の在り方など様々なテーマが取り上げられた。このほかシェフが腕をふるった料理を提供する記念パーティーも開かれ、大勢の来場者でにぎわった。
「食を考える―口腔外科医の立場から―」と題し、講演を行った函館中央病院、歯科口腔外科の辻司医師は「味覚の伝達が部位によって異なる」「口腔がんの早期発見、治療が命を救うことになる」と話していた。
「料理人の本〜Books of Cooks」をテーマにしたトークセッションでは、料理本を書くことについて、「痕跡を残すため」「自分以外の人に自分をどう表現するか」という熱い意見が飛び交った。
シェフが腕によりをかけた料理がずらりと並んだパーティーでは、「フォアグラのミニ・ロールケーキ」「もち米揚げと鯖のへしこ」など多彩な料理がテーブルを飾り、来場者は我先にと料理に向かっていた。札幌から訪れた森本まどかさん(52)は「シェフの思いが詰まった料理を堪能できて最高の気分」と笑顔を見せていた。同学会は14日にも開催される。
提供 - 函館新聞社
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