函館出身演歌歌手の大石まどかさん 10日に五稜郭タワーで美声
update 2009/10/8 14:37
函館出身の演歌歌手、大石まどかさんが7日、函館新聞社を訪れ、「生まれ育った函館の魅力を全国、世界へもっと伝えたい」と抱負を語った。カラオケ雑誌「歌の手帖」(今秋、全国発売)で特集される函館地域の記事を担当し、9日にはお気に入りの場所や名店を取材する。10日午後2時からは、五稜郭タワー(函館市五稜郭町43)の1階アトリウムでミニライブ(入場無料、5、6曲40分予定)も開催。「どこに行っても自慢できる古里を盛り上げたい」と意気込んでいる。
東京を拠点に全国で活躍する傍ら「はこだて観光大使」も務め、日々郷里に思いを寄せている。高校卒業後すぐに上京し、19年たった。時の流れは函館の街並みにも変化を与え、年に1、2回帰郷するたびにその思いを強くしている。
その矢先、函館が全国一の“魅力的な街”に選ばれたニュースを知った。「『よくぞ函館を選んでくれた』と思わずこぶしを握ってしまった。純粋にうれしかった」
歌手活動は今年4月22日発売の「露地しぐれ」が好調だ。オリコン演歌部門初登場3位、9週連続20位に入った。「女性のかわいさに加え、前向きな言葉が多く、共感できる部分が多い。心地よい作品」と全国のカラオケサークルから激励の問い合わせも相次いでいるという。
大石さんが担当する取材は、幼少時に母親とよく買い物に行った中島廉売、実家近くの五稜郭タワー、行きつけの回転ずし店、上京前に友人と出かけた北斗市のトラピスト修道院付近などを予定している。
「全国の多くの人があこがれを抱く土地に生活の根をおろせる。この幸せが函館市民にはある」と優しい表情を見せた。
提供 - 函館新聞社
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