全国高校総合文化祭で市函文芸部誌が最高賞

update 2010/9/7 10:20

 市立函館高校(日向稔校長)の文芸部(部員6人、若林麻友部長)の文芸部誌「海碧(かいへき)」が、本年度の全国高校総合文化祭・文芸部誌部門で最高賞にあたる講師賞を受賞した。6日、功績をたたえて西尾正範市長から同部に市長賞が贈られた。

 文芸部誌部門は8月1日から、宮崎県延岡市で開催した。同部は昨年7月に発行した「海碧」(第7集、高橋優音編集長)で、昨年の全道校文連で全国大会への推薦を受けた。冊子はB5判で、小説や詩、短歌、俳句などを掲載。特集として函館出身の作家・佐藤泰志を取り上げ、高校時代の同級生に話を聞いたり、作品を読んだ感想、作品と街を比較した内容をまとめた。

 受賞を受けて若林部長(3年)は、「大会の会場ではあまり実感がわきませんでしたが、学校に戻ってからは、先輩たちが培ってきた結晶が実ったと思いました。感謝しています」と話した。

 市長賞の授与は253件目。文化活動で優秀な成績を収め、市民に明るさと希望を与えたとして、対象となった。6日は、第7集の制作に携わった若林部長と成田茜副部長(同)、柳沢唯さん(2年)の3人が、同校の校長らとともに函館市役所を訪問。西尾市長から直接、市長賞を受け取った。

 西尾市長は「聞いたり調べたりと、よく頑張っている」と努力をたたえ、多賀谷智教育長は「高校生のレベルを超えた内容」と評価。若林部長は「今年は部員が2人入ったので、この調子で頑張っていきます」と今後の意気込みを伝えた。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです