地元学生、自分たちの就活応援!市内大学生3人 グループ発足
update 2009/10/7 12:46
函館市内の大学生3人がこのほど、同世代の就職活動を応援するグループ「Ships(シップス)ハコダテ」を立ち上げた。厳しい就職戦線が全国的に続く中、地元で実践的な心構えやスキルを学び、将来の夢に一歩でも近づこうという試み。6日には東京で就活を終えた学生らを招いた初の主催イベントを函館市千代台町の青年センターで開催。今後も講座を企画しており、メンバーは「自分の就活の強みに」「一緒に頑張りたい」と意気込んでいる。
このグループは市内の大学生間のつながりを深め、共通意識を持って就活に取り組もうと5月に発足。これまでアンケートなどで市内の状況調査を進めてきた。共同代表は公立はこだて未来大3年生伊藤将文君(20)道教大函館校3年生新保友理さん(21)、函館大4年生清水律志君(21)。今回は地元学生の就活に対する意識を高めようと戸倉町の「ゴーズ・アラウンド・カフェ」の國分晋吾社長の協力で活動第一弾として企画した。
会場には未来大、函大、教育大をはじめ、北大水産学部の学生ら50人余りが来場。東京などから駆け付けた学生8人のうち、慶応大3年仲沢啓さん(22)は「漠然とした仕事へのあこがれを明確に」とアドバイスし、同大4年の松村壮一郎さん(24)は「行動すれば人生は変わる。夢を実現しようという姿勢を伝えて」と熱く呼び掛けた。この後、参加者は東京の学生を交えて思いや悩みを話し合った。
伊藤君は「自分も目標がはっきりしないので参考にしたい」、清水君は「東京に負けない就活応援をしたい」、新保さんは「自分のプラスにしてわくわくする就職先を見つけたい」と話していた。
同グループは9、16、25の各日、同センターや市中央図書館で自己分析や職業体験を行う無料の公開講座を行うほか、11月からはより本格的な講座を8回にわたって企画(1回1000円)。このほか、同センターでも25日に就活カウンセリング、11月27日にメイク講座を主催する予定。
同センターへの問い合わせはTEL0138・51・3390。シップスはこだてへは事務局ships.hakodate@gmail.com
提供 - 函館新聞社
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