黒豚1000人がペロリ バーベキュー祭り

update 2010/8/30 14:58

 地場産のブランド豚を味わう「第12回黒豚バーベキュー祭り」(函館商工会議所銭亀沢地区青年部主催)が29日、函館市赤坂町の志海苔ふれあいひがし広場で開かれた。事前にチケットを購入した市民ら約1000人が詰め掛け、青空の下、脂の乗った黒豚肉を炭火焼きで堪能した。

 同青年部が「地域を盛り上げるイベントを」と、1998年から毎年この時期に企画。昨年は中止となり、今年も宮崎県で発生した口蹄疫の影響で開催が危ぶまれたが、「こういう時だからこそ、前向きに畜産農家を応援しよう」と2年ぶりの開催にこぎ着けた。

 肉は同青年部のメンバーだった、市内鶴野町で養豚業「青函トントン」を営む木村敏也さんが6頭分に相当する計300キロを用意。来場者は特設コンロで肉や野菜のほか、会場内で販売された黒豚ソーセージ、海鮮類などを焼き、ビール片手に次々とほおばっていた。

 会場では和太鼓やブラスバンド演奏もあり、ホテル宿泊券などが当たる抽選会などもイベントを盛り上げた。職場仲間らと訪れた市内戸倉町の松倉眞澄さん(49)は「脂に甘みがあってとろけるような味。外で食べると最高」と笑顔ではしを進めていた。

 木村さんは「2日前から仕込んだ苦労がみなさんの笑顔で報われる。今後もできる限り続けていきたい」と感慨深げだった。今回の売り上げの一部は口蹄疫被害の義援金として寄付される。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです