100歳以上の高齢者 函館市、全員の所在確認
update 2010/8/26 12:23
全国各地で100歳以上の高齢者が行方不明となっている問題で、函館市は25日までに市内に住む100歳や100歳以上の高齢者全員の所在を確認し、同日、道に報告した。
調査対象者は市内に住民登録があり、すでに100歳以上となっているか、来年3月末までに100歳を迎える高齢者132人(男性20人、女性112人)。
市は国、道からの通達を受けて、@施設入所や入院例がない高齢者は職員が直接面会A入院、入所中の施設や医療機関への確認B近隣住民や介護サービス事業所職員など第三者への確認―の方法で調査。その結果、本人面会は12人、施設・医療機関に職員が訪問して確認したケースは75人、介護サービス事業所への確認は41人。調査期間中に死亡した4人を除き、全員の所在を確認した。
国への報告は9月3日までで、市介護高齢福祉課は「死亡するケースなどがないか、報告日まで把握に努める」としている。
市はまた、75歳以上の高齢者についても、後期高齢者医療制度や介護保険制度などの利用情報を活用しての所在確認調査を検討している。市福祉部によると、該当者は3万7269人(4月末現在)。
提供 - 函館新聞社
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。