起業家支援の補助金「チャレンジ計画」に藤井さん
update 2010/8/26 12:23
函館市が起業家支援を目的に実施しているチャレンジ補助金の交付対象となる、本年度の「認定チャレンジ計画」の認定者が、市内桔梗2のグラフィックデザイナー、藤井晴美さん(43)に決まった。ファッション性を備えた交通安全のための夜光反射材開発と販売を提案し、高い評価を受けた。藤井さんには100万円が補助される。
藤井さんは昨年7月、東京から函館に移住。欧州を中心に夜光反射材の普及が進み、アクセサリーとしても使われていることを知り、ことし4月から反射材の開発に着手するとともに、同計画に応募していた。
反射材はキーホルダー型、ステッカー型など計8種類。特殊な化学素材を使っており、乗用車のハイビーム使用の場合で約330メートル先から確認できる。9月1日からネットショップなどで発売する。
25日には市役所で交付式が行われ、谷沢広副市長から「子どもや高齢者の交通安全のためにも素晴らしい。ぜひ成功してほしい」と激励を受けた。藤井さんは「後ろ盾をいただいたようで心強い。少しでも事故防止につながれば」と話していた。
同計画は、市内に事業拠点を設け、創業から3年未満で資金を必要とする個人・中小企業を対象に2000年から実施。本年度は8件の応募があり、第3者機関の認定審査委員会が審査にあたった。認定は今回の藤井さんを加え、計32件となった。
提供 - 函館新聞社
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