ベジフル函館、大野農高校生と「野菜ケーキ」試作
update 2010/8/24 12:21
ジュニアベジタブル&フルーツマイスター(通称・野菜ソムリエ)の有資格者らでつくる「ベジフル函館」(川崎保江代表)がこのほど、地元の野菜をふんだんに使用した「野菜ケーキ」を試作した。今回は大野農業高校食品化学科の2年生5人が製造に協力。川崎代表は「野菜本来の味を生かした味わい深いケーキができた。今後は試食会などを通じて一般の意見も取り入れながら、函館の特産品に育てたい」と話している。
今回試作したのは、ルバーブと呼ばれるハーブ系野菜を使ったシフォンケーキと、ニンジンケーキ、ゴボウケーキの3種。いずれも素材の味を前面に出した濃厚な風味が印象的で、お菓子として食べるとともに、酒のつまみにもなりそうな癖になる味わいが特徴。
今回は28日に函館市西桔梗町863の「キョーツー株式会社」で開かれる「やさい祭り2010」(同実行委主催)に食メニューとして提供するもので、手作りのパウンドケーキなどが評判の大野農の生徒に協力を依頼した。
同校の岩崎あすかさん(17)は「自分たちでは思いつかない独創的なレシピで、とても刺激になった」。川崎代表も「子どもたちの手さばきの良さには驚いた。これからも互いに協力しながら、斬新なアイデアを出し合っていきたい」と話していた。
野菜まつりは午前10時スタートで雨天決行。野菜ケーキは数が限られているので、早いうちに品切れになる可能性が高いという。
提供 - 函館新聞社
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