しかべ海と温泉のまつり、カッター競漕で熱戦

update 2010/8/22 13:25

 【鹿部】第29回しかべ海と温泉(いでゆ)のまつり(実行委主催)が21日、鹿部漁港で開かれた。伝統のカッター競漕(きょうそう)大会をはじめ、豪華景品が当たるビンゴ大会、ゲストを招いたサマーステージなど多彩なイベントで地域を盛り上げた。

 開会式で、実行委員長の吉康郎鹿部温泉観光協会長が「鹿部最大のイベントで観光の大きな目玉にもなっている。もてなしの心を持って、楽しい一日にしてほしい」とあいさつ。メーンイベントのカッター競漕が開始された。

 今年は、男子18、女子6チームが出場。舟をこいで、途中で救命胴衣を拾いながら片道90メートルの距離を往復するレースで、見物客からは「息が合ってないぞ」「頑張れー」などと盛んに声援が送られた。男子は「宮浜A」チームが2分5秒、女子は「渡島リハビリ女子」が2分40秒のタイムで見事に優勝し、それぞれ、優勝旗が贈られた。

 初めて町外からの参加となった厚沢部町職員でつくる「チームコウヘイMkU」は特別賞を受賞。同チームの首藤浩平さん(24)は「後ろこぎのボートと知らずに参加し、予想以上に難しかった。来年、リベンジしたい」と話していた。

 このほか、会場には屋台が並び、商工会女性部手作りのすり身汁が振る舞われた。また、近海の魚介類を集めた「ふれあい水族館」コーナーでは素手でタコやカレイを触ったり、「ソイの稚魚すくい」なども楽しめ、子どもたちの人気を集めていた。

提供 - 函館新聞社




前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです