海水浴場 今夏にぎわう

update 2010/8/21 11:19

 連日厳しい暑さが続いている今夏の函館。函館海洋気象台によると、今年は3年ぶりに気温30度以上の真夏日を記録し、20日現在で真夏日は7日間となっている。そんな陽気に誘われ、夏休み中の市内の海水浴場は連日大勢の市民でにぎわい、近年減少傾向だった利用者数が増加に転じた。

 湯川を筆頭に函館市内の海水浴場は年間5万人近く集客することも珍しくなかったが、近年は少子化や生活スタイルの変化などが影響して、利用者が減少傾向にあった。改行 今年の市内の海水浴場は7月17日にオープンした湯川海水浴場(根崎町4番地先)と、同24日から開放した入舟町前浜海水浴場(入舟町22番地先)。湯川は今週末までの開放期間で、入舟は17日で今期の営業を終えた。

 開設以来最短となる全37日開放の湯川は、19日現在で3万2993人が来場。40日間だった昨年の3万339人を突破した。1日平均でも昨年の759人に対し、今年は970人と大きく上回っている。また開放期間が40日台だった過去3年の総利用者数と比べても最多となった。

 市教委スポーツ振興課は「オープン期間が短い中でこれだけ利用が伸びたのは驚いた。気温の高さもあったが湯川の場合、幼児でも砂浜で安全に遊べるほか、隣接する熱帯植物園の水の広場の利用者との相乗効果もあったのでは」と分析する。

 水質評価でAAランクを誇る入舟も昨年の1681人から1841人と利用者が増加した。同課は「この週末で今年最後の開放となる。厳しい残暑は海水浴場で楽しんで」としている。

提供 - 函館新聞社




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