八雲の特産品ずらり 丸井今井産直市
update 2010/8/19 13:07
八雲町の特産品だけを集めた「まるごと八雲産直市」が18日、丸井今井函館店(函館市本町)の地下特設会場で始まった。道南の一つの自治体に特化した食品催事は、同店では2月に開催した「道南森町フェア」に続き2回目で、初日から大勢の買い物客でにぎわった。24日まで。
八雲物産協会と同店の主催。地元以外であまり知られていない食材や加工品などを広くPRし、地場産品の販路拡大につなげる狙い。渡島総合振興局が地域連携事業の一環として協会と店の橋渡し役となり、開催費の一部を補助した。
今回は町内のチーズ製造や水産加工会社、漬物販売店など9社が出店。酪農が盛んな八雲の牛乳を使ったチーズや八雲牛のハンバーグ、明太子、漬物をはじめ、地元の醸造会社のみそやしょうゆ、熊石地区の海洋深層水からできた塩など、「食卓を彩るほとんどがそろう」(主催者)という品目の多さが特徴だ。
中でもこの日の朝収穫したばかりのナスやトウモロコシ、カボチャなどの新鮮野菜や、ハーブなどで味付けしたチキンは人気で、午前中で売り切れる商品も。同協会の高橋静副会長は「自慢の安心・安全・新鮮な地場産品を多くの人に知ってもらい、八雲に足を運んでもらえるファンを増やしたい」と話していた。
催事は午前10時―午後7時(最終日は午後5時まで)。21日午後2時からは野菜の詰め放題イベント、22日午後2時からは数量限定で福袋の販売もある。
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また、同店7階催事場では同日から、中元用の詰め合わせギフト商品をばら売りする「ギフト解体セール」も始まった。会場にはコーヒーや食用油、めん類など食品約500品目と、タオルや調理器具などリビング用品約70品目がワゴンに並び、開店と同時に割安な商品を求める買い物客が訪れていた。
提供 - 函館新聞社
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