雨の中 神輿渡御…函館八幡宮
update 2010/8/16 10:17
函館八幡宮(中島敏幸宮司)の例祭が15日、開かれた。雨の中、市内西部地区で2年に1度の神輿渡御(みこしとぎょ)を行い、クライマックスとなる石段かけのぼりは足元が滑りやすくなり危険なため、中止となった。
朝から断続的な雨で神輿渡御は危ぶまれたが、午前9時50分に開催決定。高さ約170センチある金箔(きんぱく)仕上げの神輿にビニールをかけ、同11時に谷地頭町の同八幡宮を出発。約170人の白丁(はくちょう)姿の担ぎ手が約70人ずつで交代しながら担ぎ、「ワッショイ、ワッショイ」の掛け声とともに金森倉庫群、豊川稲荷神社、函館朝市、大門広小路などを練り歩いた。沿道では地域の人や観光客が拍手と声援を送り、見守っていた。
予定より約45分遅れて午後5時15分ごろに同八幡宮に到着した。中島宮司によると、これまで神輿渡御の中止はあったが、石段かけのぼりを取りやめたのは無いという。市内美原から見物に訪れた秋山大作さん(57)は「クライマックを楽しみにしていたので残念だが、神輿の神様や担ぎ手に大事があってはならない。皆さんお疲れさまでした」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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