乙部でお盆の成人式
update 2010/8/15 15:14
【乙部】乙部町教委が主催する「成人のつどい」が14日、町民会館で開かれた。同町はお盆の帰省シーズンに合わせて成人式を開催しており、進学や就職で故郷を離れている新成人も交えて大人への仲間入りを喜び合った。
成人式には1990年4月2日から91年4月1日に生まれた35人が出席。色鮮やかな浴衣姿で参加した女性もみられた。生まれ育った故郷の様子を参加者全員で見学会も行われた。中川眞一郎教育委員長は「政治や経済が複雑な様相を呈する中でも、国際性を養い希望と活気に満ちた時代を創り上げるため、英知と行動力を持ってほしい」と式辞を述べた。寺島光一郎町長は「乙部出身であることに胸を張ってほしい。私たちも誇れる町づくりを進めていきたい」とあいさつした。
新成人を代表して町中達成さん(元和)と藤田理奈さん(潮見)は「良き社会人や職業人となり、ふるさと乙部町の地域社会や国家社会の繁栄のため努力します」と誓いの言葉を述べた。1人ずつ名前を読み上げられた新成人は、阿部一町議会議長ら来賓から祝杯を受け、笑顔で清酒が注がれた杯を飲み干し、固い握手を交わした。
桧山管内では、上ノ国、乙部、奥尻、せたな、今金の5町が、8月の帰省シーズンに合わせて成人式を開催。1月に成人式を行うのは江差と厚沢部の2町だけで、真夏の成人式が主流となっている。上ノ国町では15日午後3時から、町保健福祉総合センターで式典が行われる。
提供 - 函館新聞社
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