救助技術 全国で競う…函館市消防本部 2種目で全道優勝

update 2010/8/14 14:22

函館市消防本部の職員11人が、7月24日に札幌市で行われた「第39回全道消防救助技術訓練指導会」の2種目で優勝を収め、8月27日に京都で実施される「第39回全国消防救助技術大会」への切符をつかんだ。職員らはこれまでの訓練の成果を発揮し、好成績を収めようと近づく大会に向け、士気を高めている。

 全道大会は全道の32消防本部から約180人が出場し、救助技術を競った。函館市消防本部からは、指導者を含め引揚救助に6人、ロープブリッジ救出に5人がエントリーし、他の強豪を寄せ付けない高い技術力と素早さで、引き揚げ救助では3年連続、ロープブリッジは2年連続の全国大会出場を決める快挙を成し遂げた。

 出場した署員は働き始めて3年前後の若手が多く、普段は東消防署的場支署や同署花園出張所、北消防署亀田本町支署で業務に従事。昨年9月の選考会終了後から、連日8時間ほどの訓練を重ねてきた。

 引き揚げ救助の竹内俊司隊員(27)は「チームワークが重要な種目。優勝を目指して頑張りたい」と話し、ロープブリッジの畑山遼吾隊員(26)は「タイムだけとらわれないで、日々の練習の成果を発揮して良い結果に結びつけたい」意気込む。また、指導者の五十嵐裕晶消防士長(35)と渡会悟消防士長(36)は「昨年とはメンバーががらりと変わり大変だったと思うが、練習するにつれプロ意識が高まってきている」と仕上がりに自信を見せる。

 18日には、優勝報告を兼ねた西尾正範函館市長への報告会も行われる。

提供 - 函館新聞社




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